HOME > BLOG >

日本ウミガメ会議で口頭発表を行いました

第35回 日本ウミガメ会議 宮崎大会が開催され、当団体から7名(菅沼・奥山・楢﨑・高瀬・小鍛冶・浜端・福岡)が参加し、理事長の菅沼が口頭発表を行いました。
会議ではウミガメが上陸する砂浜の観察会、口頭発表やポスター発表が行われ、ウミガメの研究や保全に関わる人々だけでなく、ウミガメに関心のある一般の方々にとっても貴重な情報交換の場となりました。
また、当団体の活動に関心を寄せてくださる方も多く、「ウミガメ学」を創り上げていく環が少しずつ広がっていることを実感しています。
これからも、さらに多くの方々とともに、ウミガメの謎を科学的に紐解いていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

[口頭発表概要]

〈日時〉2024年12月15日(大会3日目)午後

〈演題〉O-14『Sea Turtle Ecology Lab (STEL) とは』
(菅沼弘行・奥山隼一・楢﨑友子・竹中毅・小鍛冶沙織・高瀬麻以;STEL)

〈内容〉世界で行われているウミガメの保護活動や、移植の問題点を指摘し、広大な海域を回遊するウミガメを絶滅から遠ざけるには、世界の人々とのネットワークの構築が必要であり、科学的な視点からウミガメの生態を理解し、保全へとつなげる重要性を訴えました。

[大会概要]
第35回 日本ウミガメ会議 宮崎大会
会期:2024年12月13(金)~15日(日)
場所:フェニックス・シーガイア・リゾート(宮崎県宮崎市山崎町浜山)
主催:日本ウミガメ協議会
共催:宮崎野生動物研究会
※日本ウミガメ会議は1990年から毎年、ウミガメに縁のある西日本や沖縄地方を中心に行われ、来年2025年は徳島県で開催予定です。